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【プロ解説】簡単な催眠術のかけ方を初心者向けに公開!

  
催眠術のかけ方のまとめ
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【プロ解説】簡単な催眠術のかけ方を初心者向けに公開!
  • 催眠術をかけるのは難しい?
  • 特殊な能力が必要?
  • やってみたけど上手くいかなかった・・・

初心者がいきなり催眠術をかけるのは、
難しいと思っていませんか?

それは間違いです。
催眠術はポイントさえ押さえれば、
誰でも簡単にかけることができます。


今回は、2011年から10年以上
プロ催眠術師としてTV番組などで活躍し、

1000人以上の催眠術師を育てた
日本最大の催眠術スクールの代表
催眠術のかけ方を解説します。

催眠術師蓮(レン)

この記事を読めば、全くの素人の方でも
催眠術をかけられるようになります。

また、催眠術を覚えることで、
コミュニケーションの
スキルもアップするので、
ぜひマスターしてみてくださいね。

初心者でもできる簡単な催眠術のかけ方とは?

初心者向け簡単な催眠術のかけ方

催眠術をかけるのは簡単です。

実際に、全くのド素人の方に
20分で催眠術を覚えてもらった
こともあります。


つまり、

催眠術をかけるために
本当に必要なポイントは、
20分で覚えられるほどの量である


ということなのです。


こちらの記事では、
催眠術をかけるために
本当に重要なポイントである

  • 【3つのステップ】
  • 【5つの手順】
  • 【3つのレベル】

に絞って解説していきます。

本当に重要なポイントは、
「3-5-3」と覚えてくださいね。

蓮

【3ステップで覚える】催眠術の導入法

催眠術の導入

まず一番最初に行うのは、
催眠術の導入です。


そして、催眠術の導入を
さらに細かく分けると、
【3つのステップ】
分けることができます。


この3ステップを理解すれば、
催眠術の導入は完璧なので、
今から詳しく解説していきます。

ステップ①ラポールを形成する

催眠術師へのラポールの構築法

ラポールと言うのは、
よく「信頼関係」と訳されます。


ただし、ここで言う信頼関係とは、
友達との信頼関係とは意味が違うので、
注意が必要です。


催眠術におけるラポールとは、
「催眠術師として信頼してもらう」
ということです。


他のものに例えるなら、
「お医者さん」と「患者さん」の
信頼関係に少し似ています。


例えば、風邪を引いたからと言って、
仲の良い友達に風邪を治してもらおうとは
思いませんよね?

そうじゃなくて、
お医者さんに診てもらうはずです。


それはなぜかと言うと、

「お医者さんなら風邪を
 治してくれるはずだ!」

と信頼しているからです。

これが、ラポールです。


そして、医者として信頼されている
(=ラポールが形成できている)から、

お医者さんは患者さんを診察したり、
治療することができます。


これは、
催眠術をかける時も同じです。


相手の方に、
「催眠術ができる人だ!」と信頼してもらう
(=ラポールを形成する)ことで、

催眠術をかけることができます。


なので、まず最初に、
「私は催眠術ができます。」
と、ハッキリと伝えましょう。

つまり、
「私は催眠術師です!」と
しっかり名乗ることが
大切なのです。



そして、ラポールを形成するためには、
「威光」を上げる必要があります。


威光と言うのは、
「権威」と言ったりもしますが、

簡単に言えば、
「この人はすごい催眠術師だ!」
と思ってもらうことです。


威光を上げることが出来れば、
簡単にラポールが形成できます。



逆に、よくないのは、
威光を下げるようなことを
言ってしまう場合です。

よくある失敗例としては、
「私は催眠術の初心者です。」と
名乗ることです。


これでは、

「この人は催眠術が
 かけられないんじゃないか?」

と思われてしまい、
威光が下がります。


そうすると、
ラポールが形成できなくなり、
催眠術が失敗しやすくなります。



実は、催眠術が
上手くいかない人の9割以上は、
「ステップ①ラポールの形成」が
上手くできていません。



威光を上げて
ラポールを形成するためにも、

「私は催眠術ができます!」
「私は催眠術師です!」

としっかりと
名乗っていきましょう。

※「ラポール」と「威光」について
 もっと詳しく知りたい方は、
 こちらの記事をご参考ください。
⇒催眠術はラポールが9割!「威光」を上げる戦略5つ紹介!【NG例3選も】

「初心者です」と伝えないように注意しましょう。

ステップ②メリットを伝える

催眠術を掛けて欲しい

「ステップ①ラポールの形成」
が出来た後は、

「ステップ②メリットを伝える」
の段階に入ります。


この段階では、相手の方に
「催眠術にかかりたい!」
思ってもらうことが大切です。


そのために、催眠術師は、
催眠術にかかることの
「メリット」を提示します。


例えば、

「催眠術にかかると
 水がオレンジジュースになって
 とっても美味しいですよ~。」

とか、

「催眠術にかかると体の力が抜けて
 とってもリラックスできますよ~。」


など、催眠術にかかると実現できる
メリットを提示します。


それに対して、相手の方が、
「それを体験してみたいです! 」
と言ってもらえれば、

「ステップ②メリットを伝える」は
大成功です。

ステップ②が完了したら、次の
「ステップ③トランス誘導をする」
に進みましょう。



また、上記で上げたメリットは、
まだまだほんの一例です。


催眠術にかかることで
得られるメリットは
他にもたくさんあります。

著者は、これを
「メリット会話法」
呼んでいますが、

メリットをたくさん提示することで、
催眠術に対してより興味を
持ってもらいやすくなります。


メリット会話法には
様々な種類があるので、

催眠術で出来ることを
しっかりと覚えておきましょう。

※「メリット会話法」について
 もっと詳しく知りたい方は、
 こちらの記事をご参考ください。
⇒催眠術への興味を引く「メリット会話法」を5つ紹介!NG例3つも!


ちなみに、最初から
「催眠術を体験したい!!」
という方も結構います。


そういう方の場合は、
「ステップ②」は最初から
クリアされているので、

次のステップに
進んでもらって大丈夫です。

ステップ③トランス誘導をする

トランス状態へ催眠誘導する

「ステップ①ラポールの形成」
「ステップ②メリットを伝える」
まで完了したら、

次はいよいよ
「ステップ③トランス誘導をする」
に入ります。


催眠術をかけるためには、

先ほど形成したラポールを
さらに強化する必要があります。


そのために、催眠術師は、
トランス誘導を行います。

トランス誘導と言うのは、
簡単に言えば、

催眠術師の言葉通りになると
信頼してもらうことです。

(=ラポールの強化)



このラポールが強固になればなるほど、
様々な催眠術をかけることが
できるようになります。


それを実演するために、
様々な種類のトランス誘導が
存在しますが、

ここでは代表的な
「風船と辞書」の誘導方法を
解説します。

風船と辞書の誘導

【風船と辞書のテンプレート】

両手を前に出してください。
左手を上に向けてください。

そして、今から私が言うことを
イメージしてみてください。

あなたの左手には、
重たい辞書がズシーンと乗っています。

そして、右手には、
ヘリウムガスの入った大きな風船のひもが
結び付けられています。

そうすると、左手は辞書の重たさで
ドンドン下がっていきます。

右手は風船に吊られて高く高く上がっていきます。

それでは、軽く目を閉じてください。

今から私がハイって言うと、
左手は辞書の重たさでドンドン下がっていって、
右手は風船に吊られて高く高く上がっていきます。

それでは、いきますよ。

ハイッ!

左手は辞書がズシーンと重たくて、どんどん下がっていきます
右手は風船に吊られて、高く高く上がっていきます
※繰り返す

ハイッ、結構です!
ゆっくりと目を開けてください。

ポイントは、
相手の手の動きに合わせて
言葉を発することです。



そうすると、相手の方に、
「言葉通りに動いた!」と
思ってもらうことができるので、
ラポールが強化されます。

※風船と辞書の詳しいやり方は
 こちらをご参考ください
⇒「風船と辞書」の仕組みとやり方【催眠術の基本】

これでトランスは成功したので、
次はいよいよ催眠術をかけていきます。

【5つの手順で理解する】催眠術のかけ方の基本

催眠術を掛ける5つの手順

催眠術の導入の3ステップである

ステップ①ラポールの形成
ステップ②メリットを伝える
ステップ③トランス誘導をする

が全て完了したら、次はいよいよ
催眠術をかけていきます。


実際に催眠術をかけていく時は、
【5つの手順】に分解すると
分かりやすくなるので、

まずは、この
5つの手順を覚えてください。

それが、

①宣言
②スイッチ
③追い込み
④確認
⑤解除

の5つの手順です。

それぞれ解説していきます。

①宣言

宣言とは、
「あなたは●●になります!」
と言うことです。

例えば、
「あなたは手が開かなくなります!」
「あなたは椅子から立てなくなります!」
などです。

②スイッチ

スイッチとは、
「今から宣言通りになりますよ~」と
合図を送ることです。

催眠術師と言えば、
指を鳴らしているイメージがあると思いますが、
あれがスイッチです。


よく、
「指を鳴らせないのですが
 どうした良いですか?」
と聞かれますが、

合図なので何でも大丈夫です。

例えば、

「手を叩く」
「相手の肩にポンと触れる」

などでも大丈夫です。

③追い込み

追い込みとは、
宣言を繰り返すことです。

テレビなどの催眠術をよーく見ていると、
催眠術師の人はずっと
しゃべり続けているかと思います。

このように、
スイッチが終わった後は、
宣言を繰り返し言い続けますが、
これを追い込みと言います。

④確認

追い込みが終わったら、次は
「かかっているかどうか」を
確認をします。

「手は開きませんか?」
「椅子から立てませんか?」

などの質問して、
かかっていることを確認します。

⑤解除

かかっていることを確認できたら、
最後は催眠術を解きます。

解くまでが催眠術なので、
しっかりと解くようにしましょう。


また、「完全覚醒」と言って、
催眠術を完全に解く方法も存在します。

「解除方法」について詳しく知りたい方は、
こちらをご参考ください。
⇒催眠術の解き方(解除方法)-基本から「完全覚醒」までを徹底解説



・・・というように、
以上が催眠術をかける際の
【5つの手順】になります。


それでは、
具体的な例を見ながらの方が
分かりやすいと思うので、

次の項目から、
【種類別】の催眠術のかけ方
覚えていきましょう。

【種類別】催眠術のかけ方

ここからは、
種類別の催眠術のかけ方を
見ていきます。

まずは、一番基本となる
「手が開かなくなる催眠術」から
ご紹介します。

手が開かない催眠術(カタレプシー)のかけ方

【手が開かない催眠術のテンプレート】

右手をグッと握ってください。
親指を立ててください。

親指の爪をジーっと見てください。

ジーっと見て、ジーっと見てると、
意識がドンドンと集中していきます。

意識が集中してくると、
手がドンドンと固くなっていきます。

<宣言>
3つ数えると、
もう手を開くことができません。

<スイッチ>
1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

<追い込み>
もう絶対に
手を開くことができません。

<確認>
開かないですよね?

<解除>
3つ数えると、
手を開くことができます。

1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

もう手を開くことができます。

⇒手が開かなくなる催眠術(カタレプシー)の仕組みとかけ方の詳細はこちら

目が開かない催眠術のかけ方

【目が開かない催眠術のテンプレート】

軽く目を閉じてください。

<宣言>
今から3つ数えると、
目が絶対に開かなくなります。

<スイッチ>
1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

<追い込み>
もう目は開きません。

<確認>
どうですか?

<解除>
3つ数えると、
目が開くようになります。

1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

もう目を開くことができます。

⇒目が開かない催眠術の仕組みとかけ方の詳細はこちら

椅子から立てない催眠術のかけ方

【椅子から立てない催眠術のテンプレート】

軽く目を閉じてください。

<宣言>
3つ数えると、
足ががちがちに固まって、
椅子から立てなくなります。

<スイッチ>
1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

<追い込み>
もう絶対に
椅子から立てません。

<確認>
椅子から立てますか?

<解除>
3つ数えると、
椅子から立てるようになります。

1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

もう椅子から立つことができます。

⇒椅子から立てない催眠術の仕組みとかけ方の詳細はこちら

好きになる催眠術のかけ方

【好きになる催眠術のテンプレート】

軽く目を閉じてください。

<宣言>
3つ数えると、
目が覚めます。

目が覚めると、どういうわけだか、
私のことが好きになっています。

<スイッチ>
1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

<追い込み>
私を見れば見るほど、
大好きになっていきます。

<確認>
どういう気持ちですか?

<解除>
3つ数えると、
催眠術が解けます。

1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

もう催眠術は解けました。

⇒好きになる催眠術の仕組みとかけ方の詳細はこちら

瞬間催眠術のかけ方

【瞬間催眠のテンプレート】

手のひらをジーっと見てください。
ジーっと見ていると、
意識がドンドンと集中していきます。

<宣言>
私の手があなたのおでこに触れると、
一瞬で力が抜けて、
身体に力が入らなくなります。

<スイッチ>
いきますよ~
ハイッ!

<追い込み>
スーッと力が抜けていきます。
力が抜けてリラックスします。

<確認>
身体に力が入りますか?
腕は上がりますか?

<解除>
私が指を鳴らすと、
元の状態に戻ります。

(指を鳴らす)

はい、もう元に戻りました。

⇒一瞬で眠くなる!瞬間催眠術のかけ方と仕組みの詳細はこちら

【覚えておくと便利】閉眼法の誘導文

閉眼法の催眠術

先ほど解説した通り、
【5つの手順】を意識すると
催眠術が理解しやすくなると思います。


また、ここまでの
催眠術のかけ方を見て、

目を閉じてもらうことが多いことに
気づいた方もいらっしゃると思います。


これは、「閉眼法」というお決まりの
催眠術のかけ方のパターンなのです。


以下、閉眼法の
テンプレート(誘導文)を
ご紹介します。

【閉眼法のテンプレート】

軽く目を閉じてください。

3つ数えると、目が覚めます。

目が覚めると、
あなたは〇〇になっています。

1つ、2つ、3つ、
ハイッ!

閉眼法のテンプレートを覚えると、
宣言の中の「〇〇」の部分を変えるだけで、
様々な催眠術をかけることができます。

非常に応用が効くので、
ぜひ覚えておいてください。


また、「閉眼法」の他に、
「凝視法」という催眠術のかけ方もあります。

どちらの方法を選択しても
催眠術をかけることは可能なので、
まずは「閉眼法」をしっかりとマスターしましょう。

※「閉眼法」と「凝視法」の違いは
 こちらをご参考ください。
⇒催眠術でよく使う「閉眼法」と「凝視法」を徹底比較!違いは「準備」にあった!

テンプレート(誘導文)をどうやって覚えるの?

催眠術をかけるためには、
テンプレートを覚える必要があります。

「どうやって覚えたら良いの?」
とよく聞かれるので解説します。


基本的には、暗唱です。

念仏のように、
一人でブツブツと暗唱しながら
覚えていきます。

著者が初心者だった頃は、
お風呂に入る時や散歩の時に、
一人でブツブツと暗唱して覚えました。


また、ボイスレコーダーに
自分の声を録音して、

それを繰り返し聞いて
覚えたりもしました。

そして、テンプレートを見ずに、
スラスラとスムーズに言えるようになるまで、
ひたすら繰り返し覚えました。


他にも、著者の教えたスクール生の中には、
イメージトレーニングをしている方もいました。

座る女性に催眠術

イメージトレーニングの方法

椅子を一つ用意します。

その椅子に、
架空の人が座っている
イメージをします。

椅子に座っている架空の人に対して、
テンプレートの通りに
催眠術をかけていきます。

このように、
イメージトレーニングで
覚える方法も有効です。

台本のセリフを覚えるような感じで、
自分に合った方法で試してみてください。

練習法や練習相手はどうすれば良い?

催眠術の疑問-練習相手を見つける方法

「練習相手をどうすれば良いのか?」
ということもよく聞かれるので、
お答えします。


真っ先に思い付く方法は、
「家族」や「友人」に頼むという方法ですが、
著者はオススメしません。


理由としては、
ラポール形成が難しかったり、

否定されて催眠術の習得を
挫折しやすくなるからです。


むしろ、家族や友人に
催眠術をかけるためには、

催眠術をマスターしてから
打ち明けることを
オススメしています。

※家族や友人に催眠術をかける方法は、
 こちらの記事をご参考ください。
⇒家族・友人に催眠術をかけるな!しない方が良い3つの理由&かける方法も公開!


逆に、おすすめの練習法としては、

  • 飲み会に積極的に参加する
  • SNSで募集する
  • ストリートで練習する
  • スクールに参加する

などがあります。

※詳細はこちらをご参考ください
⇒催眠術の練習法5選!練習相手を見つける方法も!


自分に合った
練習方法と相手を
見つけてください。

【3つのレベルで分ける】催眠術の種類とかける順番

催眠術の種類の3レベル分類

催眠術の導入が終わった後は、
様々な種類の催眠術を
かけていきますが、

適当にかけても
良いわけではありません。


と言うのも、
催眠術が成功するかどうかは、
ラポールの強度によります。


特に、催眠術の導入が
終わったばかりの段階では、

強力なラポールを
築けているわけではありません。


なので、いきなり深い催眠術を
かけても失敗しやすくなります。


セオリーとしては、
軽い催眠術から順番にかけていき、
徐々にラポールを強固にしていきながら、
深い催眠術をかけていきます。

この方法が、
最も成功率が高くなります。


そして、催眠術の深さは
大きく分けると3つのレベルに
分類することができます。


それが、

レベル1:運動系
レベル2:感情・感覚系
レベル3:記憶系

の3つのレベルです。

ぞれぞれ解説していきますね。

レベル1:運動系の催眠術

代表例は、

  • 手が開かない(カタレプシー)
  • 腕が曲がらない(腕カタレプシー)
  • 椅子から立てない
  • 目が開かない
  • 声が出ない

などがあります。

基本的には、
筋肉の硬直(カタレプシー)や、
運動に関係する催眠術です。

レベル2:感情・感覚系の催眠術

代表例は、

  • 好きになる
  • 飲み物の味が変わる
  • 笑いが止まらなくなる
  • 痛みを感じなくなる
  • 感覚が移動する

などがあります。

感情全般(喜怒哀楽)や、
感覚(味覚・嗅覚・触覚)など
に関する催眠術です。

レベル3:記憶系の催眠術

代表例は、

  • 自分の名前を忘れる
  • 特定の数字を忘れる
  • タイムストップ(時間が止まる)
  • 人格が変わって別人になる
  • 好きな芸能人(幻覚)が見える

などがあります。

何かを思い出せなくなったり、
別の記憶に変わってしまう
催眠術などです。



・・・というように、
催眠術は大きく分けると、
3つのレベルに分類することができます。

運動系感情・感覚系 記憶系
手が開かない
腕が曲がらない
椅子から立てない
目が開かない
声が出ない
好きになる
飲み物の味が変わる
笑いが止まらない
痛みを感じない
感覚が移る
自分の名前を忘れる
特定の数字を忘れる
タイムストップ
人格が変わる
幻覚が見える

上記以外にも、
まだまだ色々な催眠術があります。

詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。
⇒【全25種類の催眠術を一挙に紹介!】3レベル分類法でスッキリ理解!【永久保存版】


そして、
催眠術をかける際は、

運動系⇒感情・感覚系⇒記憶系

の順番で催眠術をかけていくと、
最も成功率が高くなります。


それぞれのレベルの代表例を
いくつか覚えておくと、

催眠術をかける時に
順番を迷わなくなるので、
しっかりと覚えておきましょう。


また、もっと色んな種類の
催眠術を知りたい方は、
YouTubeチャンネル「催眠術の裏側暴露TV」をご覧ください。


1300本以上の催眠術動画
アップしているので参考になります。


特に、今回解説した
「3レベルの分類」に

照らし合わせながら
動画を見ることで、

催眠術の理解が
一気に深まるはずです。

【予備催眠とは?】2回目以降の催眠術のかけ方

予備催眠

同じ人に再び催眠術をかける場合
についてもよく聞かれるので
お答えしておきます。

結論から言えば、
2回目以降の催眠術では、

「催眠術の導入部分
(=①ラポール②メリット③トランス)」

を飛ばして(スキップして)大丈夫です。


つまり、いきなり

  • 手が開かない
  • 味覚が変わる
  • 名前を忘れる

などの催眠術からかけられる
ということです。


催眠術を一度体験してもらった人は、
導入の部分が終わっているので、

催眠術をかける手順が
大幅に短縮されます。


これを利用して、
TVなどの本番の前に、

一度、催眠術を
体験してもらったりします。

これを
「予備催眠」と呼びます。


予備催眠を行うと、
TVなどの本番の時に、
催眠術師は宣言をするだけで、
簡単に催眠術にかかるようになります。


TVやYouTubeを見ていて、

「あんなに簡単な言葉で
 本当に催眠術にかかるのか?」

と思ったことも
あるかもしれませんが、

導入が終わっていれば
十分可能なことなのです。


なので、

「予備催眠では
 どのようなことをするのですか?」

と、よく聞かれるのですが、

予備催眠で何か特別なことを
するわけではありません。


事前に一度、
催眠術を体験してもらうことを
「予備催眠」と呼んでいる
だけなので、

今回の記事で解説している通り、
催眠術の導入から順番に
行っているだけです。



また、

「一度催眠術をかけた場合、
 どれくらいの期間が空いても
 導入をスキップできるのか?」

とよく聞かれるのですが、
基本的にはずっとです。


1年以上経過しても、
いきなり催眠術を
かけることができる
ので、

同じ人に再び催眠術を体験してもらう時は、
導入をスキップできることを
覚えておいてください。

※予備催眠の詳細は
 こちらをご参考ください
⇒予備催眠とは?テレビの催眠術の裏側を大公開!

最後に(まとめ)

催眠術のかけ方のまとめ

簡単な催眠術のかけ方は、
以上になります。

全くの初心者の方に20分で
催眠術を覚えてもらった時も、

  • 催眠導入の3ステップ
  • 催眠術をかける5つの手順
  • 催眠術の3つのレベル

の解説と、
テンプレートを繰り返し練習して
覚えてもらっただけです。

すると、素人の方でも
催眠術をかけることに成功しました。



たしかに、テンプレートを
覚える努力は必要ですが、

舞台や演劇のセリフの暗記と比べると、
遥かに少ないはずですので、
ぜひ覚えてみてください。



また、今回の記事を読むだけでも
「催眠術のかけ方」の全体像が
分かるように書いていますが、

本来は、それぞれの項目ごとに
細かなポイントがあります。



記事の途中で
「詳細はこちら」という
リンクがあったと思いますが、

リンクをクリックして頂くと、
それぞれの項目の「詳細な解説」も
ご覧いただけます。


今回の記事を一通り読み終えたら、
ぜひ、詳細もご覧ください。


全部を読み終えたころには、
「催眠術のかけ方」が
プロ並みに理解できているはずです。


以下、記事内で登場した
「詳細のリンク」のまとめです。

①催眠術はラポールが9割!「威光」を上げる戦略5つ紹介!【NG例3選も】

②催眠術への興味を引く「メリット会話法」を5つ紹介!NG例3つも!

③「風船と辞書」の仕組みとやり方【催眠術の基本】

④催眠術の解き方(解除方法)-基本から「完全覚醒」までを徹底解説

⑤催眠術でよく使う「閉眼法」と「凝視法」を徹底比較!違いは「準備」にあった!

⑥家族・友人に催眠術をかけるな!しない方が良い3つの理由&かける方法も公開!

⑦催眠術の練習法5選!練習相手を見つける方法も!

⑧【全25種類の催眠術を一挙に紹介!】3レベル分類法でスッキリ理解!【永久保存版】

⑨予備催眠とは?テレビの催眠術の裏側を大公開!

催眠術のおすすめの本

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催眠術の本を一冊ご紹介します。


著者はこれまでTVに出演して
芸能人に催眠術をかけるなど、
プロ催眠術師として
10年以上活動してきました。


また、これまで
1000人以上の催眠術師を育て、

日本最大の催眠術スクールも
10年間運営しています。


その著者が、
これまでの知識と経験に基づき、

催眠術をかけるために
本当に必要なポイントをギュッと凝縮して、
一冊の電子書籍を作りました。

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それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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